南仏の治安について
ただいまフランス出張でカンヌに来ています。
カンヌ、ニース、エクス・アン・プロヴァンスといくつか南フランスの街を訪れましたので、少し治安情報についてまとめます。あくまで2019年2月現在の個人の主観ですから、ご参考までに。
今回、私が訪れた街(カンヌ、ニース、エクス・アン・プロヴァンス)は、南仏でも安全な街です。貴重品などにすごく気を使う必要があるとまでは感じません。斜めバッグは前掛け、人ごみの多いところではバッグに手を添えて置くくらいでOKです!特に危険を感じたことも一度もありませんでした。
ニースはテロがあったことでも警戒をしていたのですが、基本的にはバカンスのための高級住宅地が並ぶ場所で、人でにぎわってはいるのでスリには気をつける必要がありますが、怪しい感じの人はお昼は見られませんでした。
同様に、カンヌも高級住宅地が並ぶ場所のため、特に心配はありません。エクス・アン・プロヴァンスは庶民感漂う街で、多少は注意した方がいいかもしれませんが、怖いと感じることはありませんでした。
逆に注意が必要なのはマルセイユ、グラース、アヴィニョンなど。
マルセイユやアヴィニョンは観光地としても有名ですが、「マルセイユには絶対行くな!」とフランス人の知り合い数名から言われたほど治安の悪いところです。
アヴィニョンもやや貧しく街の中から暗い雰囲気を感じます。私は以前訪れた際にホテルの室内においていたスーツケースを外出中に壊されたことがあります。ゴッホが住んでいたことで有名なアルルなども移動中に見た限り、かなり貧しい感じがしましたので、注意してください。
昼間に少し立ち寄る、ご飯を食べるだけ、など短時間の滞在であれば問題ないと思いますが、できるだけこの辺りの街での宿泊は避けた方がいいかと思います。
それでは安全に気をつけて楽しい旅を!